來宮神社は、古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主の神であって来宮の地に鎮座し、来福・縁起の神として古くから信仰されています。
平安初期の征夷大将軍坂上田村麻呂公は戦の勝利を神前で祈願し、各地に御分霊を祀ったとも伝えられ、現在では全国四十四社のキノミヤジンジャの総社として、信仰を集めております。
御祭神五十猛命は熱海に鎮座される際、地元民と入来たる旅人を守護しようと神託をつげられたことから、伊豆に来る旅行者が多く参拝されます。
国指定天然記念物に選定されております来宮神社のご神木「大楠」は樹齢2千年を超え、平成4年度の環境省の調査で、全国2位の巨樹の認定を受けており、幹周り約24米の迫力に人々は畏怖し、自然と手を合わせます。是非大楠に手を合わせ悠久の時の流れを感じてください。
お知らせ
來宮神社神楽殿新設に伴うお願い
此度、『心さやかに参拝できる境内作り』事業の一環と致しまして、拝殿横境内地に『來宮神社神楽殿』を建設する運びと成りました。
竣工後は、季期の神賑行事や雅楽演奏などの祭祀を行う予定です。
工事期間中は、境内の一部が立ち入り規制区域に成るなど、ご迷惑をお掛けしますが何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
〈完成予定図〉
○ 新築する建物の名称 來宮神社神楽殿
○ 建坪 27.2坪
○ 施工者
静岡県熱海市紅葉ガ丘町9番12号 株式会社 石井工務店
○ 工事の計画及び竣工の予定期日
令和6年3月4日既存建物解体工事開始
令和6年5月1日神楽殿建設工事開始
令和6年12月25日神楽殿竣工予定